2007年11月7日放送

「モモの内側に力をつけて、O脚や尿失禁とさよならしましょう。」

モモの内側の筋肉を育てることで、足のつけ根や骨盤を支えている筋肉が強くなり、O脚や股関節の痛み、失禁、生理痛に効果があります。
男性には前立腺の病気を予防する効果があります。

最初に、山田敦子アナウンサーからお便りが2通紹介されました。

前回の放送で、手や指の動きやその働き方を教えていただきました。
今までそんなふうに自分の手を見たり、しっかり動かしたりした事が無かっただけに、ビックリしました。そしてあらためて手に「ありがとう、これからもよろしくね。」という気持ちになりました。
冷え症で冬はつらいのですが、血液は体温、ということも教えていただいて、これからは足だけでなく、手も意識してしっかり動かしていこうと思います。(大阪府豊中市あんどうさん)

朝、手にハンドクリームを塗っている時でした。
ちょうど手の体操、なんとタイムリーな。
指をしっかり動かすことで骨密度が上がり、血液が増え、細胞が再生できることを知りました。自分の体を意識して動かすことが大切なんだと、
あらためて認識しました。(大阪府枚方市の方)

さあ、今日の体操の開始です。
「今日は、まず座ってみましょう。」ということで、ラジオのスタジオの中に、山田アナウンサーと菊池和子が足を開脚して座りました。

今日の動きのポイント

1 足を無理にたくさん開く必要はない
2 かかとに力を入れない
3 ひざ小僧の内側から股関節までのいわゆる内モモに力を入れる(意識する)
4 膝頭を真上に向ける(触って確認)
5 膝頭を外側に向けない(腰、背骨が丸くなるパンダ座りはNG)
6 内モモがピリピリ痛い感じが大事(毎日ちゃんと動かしてねという知らせ)
7 「痛いのは希望のしるしですね」by山田アナ
  ※ 痛くない人はすでに筋肉ができているか、あるいは逆に脂肪だけという場合もあります。

以下、放送内容を一部紹介します。

足を開いて(開脚の状態で)座ってみましょう
開脚1

菊池 「この内モモの筋肉がまっすぐ立つ力なんです。背骨をまっすぐささえたり、頭を真上に持っていく大事な筋肉なので、日ごろこの格好で新聞を読むとか、テレビを見るとか・・・。」
山田 「こうして新聞読む?ウワー!(笑)」
菊池 「使うということがとても大事です。内モモは、わりと意識がいきにくい場所ですので。こんな格好をしてみないと忘れちゃってる場所なんです。でも、とても大事な場所なんですよ。腹筋につながっているし、尿失禁がある方は本当にこうしているだけで、良くなったわとおっしゃってくださる生徒さんもいます。男性の方も、前立腺のトラブルになりたくなかったら、この筋肉を無くさないようにしていて欲しいんです。」

開脚の状態を確認できたら片方の腕を上げて体を横に曲げてみます
開脚2

山田 「足を開いてひざ小僧上ですね。」
菊池 「そして、右手をちょっと上げてみます。」
山田 「右手を上げる。ハイ。」
菊池 「そして、右手で胴体を押すようにして体を左に曲げてみます。」
山田 「ウッフッフッ・・・(言葉にならない)」
菊池 「そうです。できるところまでで結構ですからまげて見ます。」
山田 「ハ・・・イ。」
菊池 「そうすると、もう腕の付け根からひじから、・・・
山田 「イター!」
菊池 「・・・脇からビンビンしますよね。」
山田 「ええ・・・。」
菊池 「はい、戻します。今度反対の手を上げて体をかるくまげてみます。下になっているほうの肩を足より外に落ちないようにちょっと中に入れるようにして、そうするときついんです。」
山田 「きついんですか・・・。」
菊池 「そう、そのきついのがいいんですね。痛かったりきつかったりっていうのは、良く自分を感じ取れますのでね。それで戻します。そして、もう一度ひざを上にむけますと、ちょっと足のほうが楽な感じに・・・。」
山田 「ああ、楽になりました。痛みのせいで気が散っちゃった・・・?」
菊池 「イエイエ、そうではなくて、これほど手と足がつながって体全体を
構成しているということなんです。ですから、足が調子悪い時は、腕を動かしてみる。腕がちょっとというときは、足を動かしてみる。両方で良くしていくという体に対する意識や感覚があれば、自分の命をいい形で保っていけると思うんです。

※この間ずうーっと二人は開脚姿勢のまま。さらにそのままお話は続きます。
開脚のまま今度は上体を前に倒してみます

菊池 「そのまま、上体を前に・・・。」
山田 「前にいかないんですけど・・・。」
菊池 「足に、重みをかける感じで、前にいっぱいいこうと思わないで、モモさん頑張ってね、モモさんよろしくお願いしますって。
このモモさんのおかげで私は毎日骨盤から背骨から全部ここの力で支えることができているから、頼みますよっていう思いで・・・。」
山田 「頼みますよって言ってると少し前に傾いていってくれるような・・・。」
菊池 「そうそう、そんな思いで使うだけで、必ず力はよみがえってきますので、・・・。」
山田 「いくつになっても必ずその人なりによみがえってくる。」
菊池 「そう、ですから無理やり形良く動かそうとするのではなくて、自分の体をちゃんと感じ取って、そして感謝して、お願いして、動かしていっていただけると必ずよみがえってきます。
これは、私が私自身に言っていることでもあるんですよ。」
山田 「そうなんですね。」


放送終って・・・

今日は、「いっしょに体操」のコーナーが始まる直前に緊急ニュースが飛び込んできました。「山手線の内回り全線がストップ」(東京駅構内での架線の異常のため)というものでした。もしかしたらこのコーナー中止かも・・・。という緊張の中で生放送が始まりました。
床に腰を下ろし、開脚の姿勢のまま二人の会話が続いていきます。なかなか見られないスタジオの風景です。結局コーナーは中断することなく無事に終えることができました。
こうして実際に動きながらお伝えしている様子はラジオなので見ていただくことはできません。でも、その分、「どんな風に動いているのだろう?」と耳をすまして聴いて下さっている皆さんにできるだけわかりやすくお話できるよう、菊池和子も毎回緊張しながらも頑張っています。
「こういうことをもっと知りたい」「ここがわからなかった」など、皆さんからのご意見ご感想をぜひお寄せ下さい。お待ちしております。
おはがきのあて先とFAX番号は以下の通りです。
〒150-8001
NHKラジオ第一放送 『きょうも元気でわくわくラジオ』
月曜日「いっしょに体操」係
FAX (03)3469−6666

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